2023年の例会

5月の例会のお知らせ 2023年5月

第259回 5月例会

  • 内 容: 中田 喜直作品「生誕100周年記念」
  • 講 師: 三縄 みどり氏(ソプラノ)
  • 日 時: 2023年5月8日(月)18:30~20:30
  • 場 所: 杉並公会堂 グランサロン
  • 入場料:会員は無料 ※非会員1500円(聴講のみ)、学生500円

三縄 みどり氏(ソプラノ)プロフィール

熊本県出身。東京藝術大学卒業、同大学院オペラ科修了、1990年よりイタリアへ短期留学を重ねる。「ラ・ボエーム」「フィガロの結婚」「カルメン」「椿姫」「トスカ」「魔笛」等、数多くのオペラに主演。「欲望という名の電車」日本初公演ではステラを歌い好評を得る。
N響、都響、東響他各地のオーケストラのもと、内外の著名な指揮者と共演、オラトリオ、ミサ曲等のソプラノソリストとしてその安定した歌唱力で好評を得る。またテレビ「題名のない音楽会」「クラシック俱楽部」やFMリサイタルにも出演。リサイタルも全国各地で開き、横浜で開催したチャリティリサイタルは10回を重ね、毎回満席で多くのファンを魅了した。
CD「悲歌」「中田喜直を歌う」に参加、「白いうた青いうた」を鮫島有美子、青山恵子とリリース。ソロアルバム「ひとりぼっちがたまらなかったら」「中田喜直歌曲集」「あなたへ」は好評発売中。今年7月にニューアルバムを発売予定。
また東京藝術大学において20年にわたり後進の指導にあたり、近年は各地で声楽家の為の講習会を開催する他、奏楽堂日本歌曲コンクール等の審査にも携わっている。
二期会、日本演奏連盟、横浜シティオペラ各会員。

プログラム


  • 1.  原條 あき子 詩
    霧と話した 鎌田 忠良  詩
    西澤 しのぶ (Sop)  浅羽 美奈子 (Pf)
  • 2. 風の子供 竹久 夢二  詩
    おやすみ 三木 露風  詩
    竹下 裕来 (Sop)  田中 富士子 (Pf)
  • 3. サルビア 堀内 幸枝  詩
    艶やかなる歌 「魚とオレンジ」より 阪田 寛夫 詩
    神谷 明美 (Sop)  南日 美奈子 (Pf)
2023年の例会

4月の例会のお知らせ 2023年4月

第258回 4月例会

  • 内 容: フランス歌曲 “発音から一歩踏み出して「語り」へ,そしてピアニストとのconnivence共犯関係とは”
  • 講 師: 武田 正雄氏(テノール)
  • 日 時: 2023年4月11日(火)18:30~20:30
  • 場 所: 日暮里サニーホール コンサートサロン
  • 入場料:会員は無料 ※非会員1500円(聴講のみ)、学生500円
  • ※例会の様子は録画し、後日会員限定で視聴可能にする予定です。

武田 正雄氏(テノール)プロフィール

東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院音楽研究科独唱専攻修了。NHK-FM「午後のリサイタル」出演。東京文化会館新人音楽家演奏会出演。第21回フランス音楽コンクール第1位、第2回日仏声楽コンクール第1位。仏政府給費留学生として渡仏の後22年フランスで活動。2006年に帰国。東京音楽大学及び大学院講師、聖徳大学音楽学部及び大学院講師、京都市立大学音楽学部及び大学院講師、日本声楽家協会声楽家養成コース講師を歴任。傍ら二期会フランス歌曲研究会を定期的に指導。カンセイ・ド・アシヤ文化財団主催フランス音楽コンクール声楽部門審査委員長、国際声楽コンクール東京審査副委員長。
声楽研究団体Mouvementperpétel主宰。

プログラム


  • 1. G.Fauré 作曲  P.Verlaine 詩
    Clair de lune (月の光) op.46-2
    C.Debussy 作曲  P.Louÿs詩
    " Trois Chansons de Bilitis " (3つのビリティスの歌)より
    2, La Chevelure (髪)
    小此木 里佳(Sop)  入佐 弥生(Pf)
  • 2. P.Verlaine 詩 同詩異曲
    G.Fauré 作曲
    Prison (牢獄) op.83-1
    R.Hahn 作曲
    D'une prison... (牢獄にて)
    安田 彩子(Sop)  松生 純歩(Pf)
2023年の例会

3月の例会のお知らせ 2023年3月

第257回 3月例会

  • 内 容: ドイツ歌曲全般
  • 講 師: 平島 誠也氏(ピアニスト)
  • 日 時: 2023年3月17日(金)18:30~20:30
  • 場 所: 杉並公会堂 グランサロン
  • 入場料:会員は無料 ※非会員1500円(聴講のみ)、学生500円 マスク着用と連絡先の記入をお願いいたします。
  • ※例会の様子は録画し、後日会員限定で視聴可能にする予定です。

平島誠也氏(ピアニスト)プロフィール

長崎市出身。ピアノを中野章三郎、歌曲伴奏をコンラート・リヒター及びアーウィン・ゲイジの各氏に師事。武蔵野音楽大学、国立シュトゥットガルト音楽大学、チューリッヒ芸術大学で学んだ後、スイスのルツェルン歌劇場専属コレペティトールとなり多くのオペラに携わる。
また名歌手シルヴィア・ゲスティの伴奏者としてヨーロッパ各地で多くのコンサートを行ない、その頃の思い出をシルヴィア・ゲスティ自身が自叙伝「コロラトゥーラの女王」で「最も楽しかったコンサートの日々であった」と書いている。
帰国後はリサイタルの伴奏者として様々な歌手と全国各地で演奏しており、テレビの「名曲アルバム」やFM放送のクラシック番組にも出演。NHK「海外ベストオブクラシック」では音楽祭におけるリーダーアーベントを解説した。CD録音においても多くの歌手と共演している。これまで東京芸術大学、桐朋学園大学、国立音楽大学、昭和音楽大学などで伴奏法の授業を担当した。

プログラム


  • 1. R.Schumann 作曲「Liederkreis Op.39」より J.v.Eichendorff 詩
    Nr.5 Mondnacht (月夜)
    安田 彩子(Sop) 林 菜月(Pf)
  • 2. R.Schumann 作曲 A.v.Platen 詩
    Ihre Stimme (あなたの声)  Op.96-3
    R.Schumann 作曲「Lieder und Gesänge aus "Wilhelm Meister" Op.98a」より
    J.W.v.Goethe詩
    Nr.1 Mignon (ミニヨン)
    小島 三恵子(Sop) 浅羽 美奈子(Pf)
  • 3. J.Brahms 作曲 L.H.C.Hölty 詩
    Die Mainacht (五月の夜) Op.43-2
    松島 恵子(Sop) 川原 玲子(Pf)
2023年の例会

1月の例会のお知らせ 2023年1月

第256回 1月例会

  • 内 容: シューマンの歌曲
  • 講 師: 寺谷 千枝子氏(メゾ・ソプラノ)
  • 日 時: 2023年1月15日(日) 14:00~16:00
  • 場 所: 雑司が谷音楽堂
  • 入場料:会員は無料 ※非会員1500円(聴講のみ)、学生500円 マスク着用と連絡先の記入をお願いいたします。
  • ※例会の様子は録画し、後日会員限定で視聴可能にする予定です。

寺谷 千枝子氏(メゾ・ソプラノ)プロフィール

東京藝術大学卒、同大学院修了。ハンブルク国立音楽大学声楽科、オペラ科共に首席で卒業。在学中メスフィールド賞を受賞。1980年、オランダのセルトヘンボス国際声楽コンクール第2位入賞。
ドイツのブレーマーハーフェン歌劇場とソロ専属契約を結び、「ばらの騎士」のオクタヴィアンでデビュー。 次いでボン歌劇場とソロ専属契約を結び、「ファウスト」のシーベル、「皇帝ティートの慈悲」のアンニオ、「こうもり」のオルロフスキー等を演じる。拠点をハンブルクに移してからは、「運命の力」のプレツィオシルラ、「ドン・カルロ」のエボリ公女など、ドラマティックな役にレパートリーを広げ、その後フリーの歌手としてドイツを中心に、ヨーロッパ各地の歌劇場に出演。また世界的ブームとなったグレツキの交響曲第3番「悲歌のシンフォニー」をドイツ、アメリカ、オランダ、日本で初演した。 日本でもボッセ、フルネ、サンティ、インバル、デュトワ、シャイー、チョン・ミュンフン、小澤征爾、若杉弘、大野和士ら著名指揮者と共演。役作りと音楽の読みの的確さ、安定した歌唱は、わが国を代表するメゾソプラノとして常に高い評価と信頼を得ている。東京藝術大学名誉教授。

プログラム

Robert Schumann 作曲


  • 1. 《Myrten ミルテの花》より
    Lied der Suleika(ズライカの歌)Op25-9  M.von Willemer 詩
    中尾 有希子(Sop) 浅羽 美奈子(Pf)
  • 2. 《Sechs Gedichte und Requiem 6つの詩とレクイエム》より
    Requiem(レクイエム)Op90-7 Altkatholisches Gedicht
    赤津 幸子(Sop) 矢部 伸子(Pf)
  • 3. Schön Blümelein(美しい花)Op43-3 R.Reinick 詩
    An den Abendstern(夕べの星に寄す)Op103-4 E.Kulmann 詩
    大垣 ひで美(Sop)  和田 浩子(Sop)  末松 茂敏(Pf)