2023年の例会

11月の例会のお知らせ 2023年11月

第264回 11月例会

  • 内 容: ドイツ歌曲
  • 出 演: 釜洞 祐子氏(ソプラノ)
  • 日 時: 2023年11月23日(木祝) 14:00~16:00
  • 場 所: 雑司が谷音楽堂
  • 入場料: 会員は無料 ※非会員1500円(聴講のみ) 学生500円

釜洞 祐子氏(ソプラノ)プロフィール

神戸女学院大学、東京音楽大学研究科、文化庁オペラ研修所修了。82年度日本音楽コンクール第1位。1984年ハンブルク州立歌劇場日本公演「魔笛」夜の女王で急遽代演し、絶賛された。
文化庁在外派遣としてドイツ留学後にヘッセン州立カッセル歌劇場と契約。ハンブルク、ミュンヘン、ドレスデン等の劇場へ客演。ジロー・オペラ賞、兵庫文化奨励賞、大阪舞台芸術賞等受賞多数。「欲望という名の電車」等日本初演オペラでも圧倒的な存在感を示す。
2004年より拠点を日本に移し、新国立劇場、二期会公演で「夕鶴」「黒船」「ダフネ」「カプリッチョ」等の主役を務める。オラトリオや歌曲の分野でも活躍。BMGジャパン(現在ソニー・ミュージック)、音楽之友社等から数枚のCDをリリース。日本音楽コンクール、奏楽堂日本歌曲コンクール等で審査員を度々務めている。東京音楽大学教授。二期会会員。

プログラム


  • 1. F.Mendelssohn作曲 H.Heine詩
    Auf Flügeln des Gesanges(歌の翼に) op.34-2
    広川 法子(Sop) 末松 茂敏(Pf)
  • 2. J. Brahms 作曲 Niederrheinisches Volkslied(低地ライン地方民謡)
    Vergebliches Ständchen (甲斐なきセレナーデ) op.84-4
    竹下 裕来(Sop) 松生 純歩(Pf)
  • 3. H.Wolf作曲 E.Mörike詩
    ‘Gedichte von Eduard Mörike’「メーリケ詩集」より
    16. Elfenlied(妖精の歌)
    安田 彩子(Sop) 平澤 理恵子(Pf)
  • 4. R.Strauss作曲 H.Heine詩
    Schlechtes Wetter(悪いお天気) op.69-5
    神谷 明美(Sop) 南日 美奈子(Pf)
2023年の例会

10月の例会のお知らせ 2023年10月

第263回 10月例会

  • 内 容: 歌曲における伴奏法
  • 出 演: 山田 武彦氏(ピアニスト・作曲家)
  • 日 時: 2023年10月30日(月) 18:30〜20:30
  • 場 所: 日暮里サニーホール コンサートサロン
  • 入場料: 会員は無料 ※非会員1500円(聴講のみ) 学生500円

山田 武彦氏(ピアニスト・作曲家)プロフィール

東京藝術大学大学院作曲専攻修了。1993年フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院ピアノ伴奏科に入学、同クラスの7種類の卒業公開試験を、審査員の満場一致により首席で一等賞(プルミエ・プリ)を得て卒業。フランスの演奏団体である2e2m、L'itineraire、Triton2等でソリストとして演奏し、現代音楽の紹介を務める。またフランス北部のランス市において大戦後50周年記念式典のために、ヘブライ語による委嘱作品を発表。帰国後はピアニストとして数多くの演奏者と共演、的確でおおらかなアンサンブル、色彩豊かな音色などが好評を博し、コンサート、録音、放送等の際のソリストのパートナーとして厚い信頼を得る。最近では、三浦一馬キンテート、東京グランド・ソロイスツ(TGS)などユニークなコンサートの企画にも参加している。東京藝術大学招聘教授を経て現在同大学音楽文化学所属(ソルフェージュ分野主任)、洗足学園音楽大学客員教授。全日本ピアノ指導者協会正会員、日本ソルフェージュ研究協議会理事、日本ピアノ教育連盟会員。

プログラム


  • 1. 小林 秀雄 作曲  藤田 圭雄 詩
    日記帳
    長島 彩(Sop) 林 菜月(Pf)
  • 2. F. Poulenc 作曲  L.de Vilmorin 詩
    "Fiançailles pour rire"(かりそめの婚約)より
    Il vole (飛んでいる)
    神谷 明美(Sop) 成井 木綿子(Pf)
  • 3. F. Schubert 作曲  E. Schulze 詩
    Im Frühling (春に)  D882 op.101-1
    柏崎 朝子(Ms) 杉山 潤子(Pf)
  • 4. H. Wolf 作曲  P. Heyse 詩
    “Italienisches Liederbuch” (イタリア歌曲集)より
    No.1 Auch kleine Dinge können uns entzücken (小さなものでも)
    No.20 Mein Liebster singt am Haus im Mondenscheine (恋人が月に照らされた家の前で歌をうたってくれたけど)
    加藤 詩菜(Sop) 渡辺 深雪(Pf)
2023年の例会

9月の例会のお知らせ 2023年9月

第262回 9月例会

  • 内 容: 第2回 推薦コンサート「中田喜直生誕100周年記念~そのフランス音楽からの影響に触れて」
  • 出 演: 神谷 明美(Sop),小此木 里佳(Sop)、加藤 詩菜(Sop)、南日 美奈子(Pf)、入佐 弥生(Pf)、松永 朱美(Pf)
  • 日 時: 2023年9月3日(日) 14:00開演
  • 場 所: 杉並公会堂 小ホール
  • 料 金: 会員/無料 非会員/3,000円
  • 助 成: 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【東京ライブ・ステージ応援助成】

  • 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京

演奏曲目

第一部


    作 曲 / 作 詞
  • 中田 喜直 / サトウハチロー もんしろ蝶々のゆうびんやさん
    / 江間 章子 夏の思い出
    / サトウハチロー ちいさい秋みつけた
    / 内村 直也 雪の降るまちを 〈以上 三重唱〉
    / 三井 ふたばこ むこうむこう
    / 竹久 夢二「六つの子供の歌」より3. 風の子供
    / 鎌田 忠良 霧と話した
    / 阪田 寛夫「魚とオレンジ」
    1. はなやぐ朝
    2. 顔
    3. あいつ
    4. 魔法のリンゴ
    5. 艶やかなる歌
    6. ケッコン
    7. 祝辞
    8. らくだの耳から(魚とオレンジ)
  • * 休 憩 *

第二部


    作 曲 / 作 詞
  • R.Strauss / F.Dahn「Schlichte Weisen op.21 素朴な歌 作品21」より 2. Du meines Herzens Krönelein(あなたは私の心の冠)
    / H.v.Gilm 「Acht Gedichte aus "Letzte Blätter"op.10『最後の木の葉』による8つの歌曲 作品10」より 8. Allerseelen(万霊節)
  • G.Fauré / S.Bordèse En prière(祈りながら)
  • 中田 喜直 / 三好 達治 すずしきうなじ
    / 福永 武彦 「"マチネ・ポエティク"による四つの歌曲」より 1. 火の島
    / 加藤 周一 「"マチネ・ポエティク"による四つの歌曲」より 2. さくら横ちょう
  • G.Fauré / P.Verlaine Clair de lune op.46-2(月の光 作品46-2)
  • C.Debussy / P.Louÿs「Trois Chansons de Bilitis L90 ビリティスの3つの歌 作品90」より 2. La Chevelure(髪)
  • 中田 喜直 / 原條 あき子 「"マチネ・ポエティク"による四つの歌曲」より 3. 髪
    / 中村 真一郎 「"マチネ・ポエティク"による四つの歌曲」より 4. 真昼の乙女たち
    / 寺山 修司 二人のモノローグによる歌曲集「木の匙」より 10. 悲しくなったときは
    / 渡辺 達生 歌をください
    / 堀内 幸枝 サルビア
2023年の例会

7月の例会のお知らせ 2023年7月

第261回 7月例会

  • 内 容: 文月コンサート 正会員及び一般会員による演奏(入場無料)
  • 日 時: 2023年7月6日(木)18:30開演
  • 場 所: 日暮里サニーホール コンサートサロン 

プログラム


    作 曲 / 作 詞
  • 1. W.A.Mozart / C.Overbeck Sehnsucht nach dem Frühling K.596(春への憧れ)
    R.Schumann / N.Lenau Meine Rose op.90-2(私の薔薇)
    木下 牧子 / やなせたかし さびしいカシの木
    石井 敏子 (Sop) 佐伯 孝子 (Pf)
  • 2. F.P.Tosti / L.Cognetti A Sera(夕べに)
    / C.Errico Ideale(理想の人)
    S.Gastaldon / Flick-Flock Musica proibita(禁じられた歌)
    広川 法子 (Sop) 髙野 京子 (Pf)
  • 3. 朝岡 真木子 / 柏木 隆雄 やさしい言葉
    / 渡部 千津子 わらううた
    木下 牧子 / C.Rossetti ほんとに きれい(訳 吉田映子)
    仲山 みどり (Sop) 松永 朱美 (Pf)
  • 4. J.S.Bach / ‘Kantate Nr.199’「カンタータ199番」より
    1.Recitativo レチタティーヴォ
     Mein Herze schwimmt im Blut(我が心は血の海を泳ぐ)
    2.Aria アリア
     Stumme Seufzer,stille Klagen(沈黙のうめきよ 秘められた嘆きよ)
    赤津 幸子 (Sop) 矢部 伸子 (Pf)
  • 5. 中田 喜直 / 寺山 修司 悲しくなったときは
    / 福永 武彦 「“マチネ・ポエティク”による四つの歌曲」より
     1.火の島
    小此木 里佳 (Sop) 入佐 弥生 (Pf)
  • 6. H.Wolf / E.Mörike Nixe Binsefuβ(水の精 ビンゼフース)
    R.Strauss / K.Henckell Ich schwebe op.48-2(私は漂う)
    E.Korngold / E.Straaten Was du mir bist op.22-1(あなたは私の何?)
    金沢 貴恵 (Sop) 浅羽 美奈子 (Pf)
  • * P A U S E *
  • 7. R.Schumann / J.v.Eichendorff
    ‘Liederkreis op.39’「リーダークライス op.39」より
    Ⅰ In der Fremde(異郷にて)
    Ⅴ Mondnacht(月の夜)
    Ⅻ Frühlingsnacht(春の夜)
    安田 彩子 (Sop) 林 菜月 (Pf)
  • 8. G.Fauré / V.Hugo Le papillon et la fleur op.1-1(蝶と花)
    E.Chausson / T.Gautier Les papillons op.2-3(蝶々)
    C.Debussy / S.Mallarmé Apparition(出現)
    平井 裕子 (Sop) 南日 美奈子 (Pf)
  • 9.  H.Purcell / J.Dryden I attempt from Love’s sickness(私は試みる 愛の病から逃げ出すことを)
    / J.Dryden Music for a while(暫し楽の音に)
    / R.Norton Sweeter than roses(バラよりもずっと甘く)
    和田 浩子 (Sop) 髙野 京子 (Pf)
  • 10. F.P.Tosti / G.d’Annunzio  ’A Vucchella(かわいい唇)
    ‘Quattro canzoni d'Amaranta’「アマランタの四つの歌」より
    Lasciami! Lascia chi’o respiri(そっとしておいて! 一息つかせて)
    横田 理恵 (Sop) 杉山 潤子 (Pf)
  • 11. A.Webern / J.W.v.Goethe Blumengruss(花の挨拶)
    / H.Jone Drei Gesänge op.23-1(3つの歌曲 作品23-1)
    Drei Lieder op.25-1,2,3(3つの歌曲 作品25-1,2,3)
    大垣 ひで美 (Sop) 竹尾 真紀子 (Pf)
  • 12. 中田 喜直 / 竹久 夢二 風の子供
    / 三木 露風 おやすみ
    F.Poulenc / J.Anouilh Les chemins de l’amour(愛の小径)
    竹下 裕来 (Sop) 田中 富士子 (Pf)
2023年の例会

6月の例会のお知らせ 2023年6月

第260回 6月例会

  • 内 容: 文月コンサートに向けた準備講座
  • 講 師: 山岸 茂人氏(ピアニスト)
  • 日 時: 2023年6月26日(月)18:45~20:45
  • 場 所: 日暮里サニーホール コンサートサロン 
  • 入場料:会員は無料 ※非会員1500円(聴講のみ)、学生500円

山岸 茂人氏(ピアニスト)プロフィール

東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学大学院(音楽学専攻)修了。在学中に安宅賞受賞。音楽学を船山隆、本田脩の両氏に、ピアノを高出紘子、川口恒子、渡辺健二の諸氏に師事。ドイツ歌曲を佐々木成子、ライナー・ホフマンの各氏に、古典から近代にわたるイタリア歌曲を嶺貞子氏に学ぶ。
声楽の伴奏者として多くの著名な歌手と共演しており、森麻季氏との共演は日本全国で数百回、カーネギー・ホールやジョン・F.ケネディセンターにおけるリサイタルでもピアノを担当。CDでは「あなたがそばにいたら」「四つの最後の歌」「花は咲く(日本歌曲集)」「至福の時~歌の翼に」(ソプラノ:森麻季)、「ベッリーニ歌曲集」(監修:嶺貞子)等で伴奏を務める。
現在、東京藝術大学声楽科伴奏助手、二期会イタリア歌曲研究会ピアニスト。

プログラム


  • 1. V.Bellini 作曲  P.Metastasio 詩
    《Sei ariette 6つのアリエッタ》より
    5.Per pietà bell'idol mio(私の偶像よ)
    6.Ma rendi pur contento(喜ばせてあげて)
    中尾 有希子 (Sop)  平澤 理恵子(Pf)
  • 2. S.Gastaldon作曲 Flick-Flock 詩
    Musica proibita(禁じられた歌)
    広川 法子(Sop) 高野 京子(Pf)
  • 3. F.P.Tosti 作曲 G.d’Annunzio 詩
    《Quattro canzoni d'Amaranta アマランタの四つの歌》より
    Lasciami! Lascia ch’io respiri (そっとしておいて!息をつかせて)
    横田 理恵(Sop) 杉山 潤子(Pf)
  • 4. 中田 喜直 作曲 福永 武彦 詩
    "マチネ・ポエティク"による四つの歌曲 より
    1.火の島
    小此木 里佳(Sop) 入佐 弥生(Pf)
2023年の例会

5月の例会のお知らせ 2023年5月

第259回 5月例会

  • 内 容: 中田 喜直作品「生誕100周年記念」
  • 講 師: 三縄 みどり氏(ソプラノ)
  • 日 時: 2023年5月8日(月)18:30~20:30
  • 場 所: 杉並公会堂 グランサロン
  • 入場料:会員は無料 ※非会員1500円(聴講のみ)、学生500円

三縄 みどり氏(ソプラノ)プロフィール

熊本県出身。東京藝術大学卒業、同大学院オペラ科修了、1990年よりイタリアへ短期留学を重ねる。「ラ・ボエーム」「フィガロの結婚」「カルメン」「椿姫」「トスカ」「魔笛」等、数多くのオペラに主演。「欲望という名の電車」日本初公演ではステラを歌い好評を得る。
N響、都響、東響他各地のオーケストラのもと、内外の著名な指揮者と共演、オラトリオ、ミサ曲等のソプラノソリストとしてその安定した歌唱力で好評を得る。またテレビ「題名のない音楽会」「クラシック俱楽部」やFMリサイタルにも出演。リサイタルも全国各地で開き、横浜で開催したチャリティリサイタルは10回を重ね、毎回満席で多くのファンを魅了した。
CD「悲歌」「中田喜直を歌う」に参加、「白いうた青いうた」を鮫島有美子、青山恵子とリリース。ソロアルバム「ひとりぼっちがたまらなかったら」「中田喜直歌曲集」「あなたへ」は好評発売中。今年7月にニューアルバムを発売予定。
また東京藝術大学において20年にわたり後進の指導にあたり、近年は各地で声楽家の為の講習会を開催する他、奏楽堂日本歌曲コンクール等の審査にも携わっている。
二期会、日本演奏連盟、横浜シティオペラ各会員。

プログラム


  • 1.  原條 あき子 詩
    霧と話した 鎌田 忠良  詩
    西澤 しのぶ (Sop)  浅羽 美奈子 (Pf)
  • 2. 風の子供 竹久 夢二  詩
    おやすみ 三木 露風  詩
    竹下 裕来 (Sop)  田中 富士子 (Pf)
  • 3. サルビア 堀内 幸枝  詩
    艶やかなる歌 「魚とオレンジ」より 阪田 寛夫 詩
    神谷 明美 (Sop)  南日 美奈子 (Pf)
2023年の例会

4月の例会のお知らせ 2023年4月

第258回 4月例会

  • 内 容: フランス歌曲 “発音から一歩踏み出して「語り」へ,そしてピアニストとのconnivence共犯関係とは”
  • 講 師: 武田 正雄氏(テノール)
  • 日 時: 2023年4月11日(火)18:30~20:30
  • 場 所: 日暮里サニーホール コンサートサロン
  • 入場料:会員は無料 ※非会員1500円(聴講のみ)、学生500円
  • ※例会の様子は録画し、後日会員限定で視聴可能にする予定です。

武田 正雄氏(テノール)プロフィール

東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院音楽研究科独唱専攻修了。NHK-FM「午後のリサイタル」出演。東京文化会館新人音楽家演奏会出演。第21回フランス音楽コンクール第1位、第2回日仏声楽コンクール第1位。仏政府給費留学生として渡仏の後22年フランスで活動。2006年に帰国。東京音楽大学及び大学院講師、聖徳大学音楽学部及び大学院講師、京都市立大学音楽学部及び大学院講師、日本声楽家協会声楽家養成コース講師を歴任。傍ら二期会フランス歌曲研究会を定期的に指導。カンセイ・ド・アシヤ文化財団主催フランス音楽コンクール声楽部門審査委員長、国際声楽コンクール東京審査副委員長。
声楽研究団体Mouvementperpétel主宰。

プログラム


  • 1. G.Fauré 作曲  P.Verlaine 詩
    Clair de lune (月の光) op.46-2
    C.Debussy 作曲  P.Louÿs詩
    " Trois Chansons de Bilitis " (3つのビリティスの歌)より
    2, La Chevelure (髪)
    小此木 里佳(Sop)  入佐 弥生(Pf)
  • 2. P.Verlaine 詩 同詩異曲
    G.Fauré 作曲
    Prison (牢獄) op.83-1
    R.Hahn 作曲
    D'une prison... (牢獄にて)
    安田 彩子(Sop)  松生 純歩(Pf)
2023年の例会

3月の例会のお知らせ 2023年3月

第257回 3月例会

  • 内 容: ドイツ歌曲全般
  • 講 師: 平島 誠也氏(ピアニスト)
  • 日 時: 2023年3月17日(金)18:30~20:30
  • 場 所: 杉並公会堂 グランサロン
  • 入場料:会員は無料 ※非会員1500円(聴講のみ)、学生500円 マスク着用と連絡先の記入をお願いいたします。
  • ※例会の様子は録画し、後日会員限定で視聴可能にする予定です。

平島誠也氏(ピアニスト)プロフィール

長崎市出身。ピアノを中野章三郎、歌曲伴奏をコンラート・リヒター及びアーウィン・ゲイジの各氏に師事。武蔵野音楽大学、国立シュトゥットガルト音楽大学、チューリッヒ芸術大学で学んだ後、スイスのルツェルン歌劇場専属コレペティトールとなり多くのオペラに携わる。
また名歌手シルヴィア・ゲスティの伴奏者としてヨーロッパ各地で多くのコンサートを行ない、その頃の思い出をシルヴィア・ゲスティ自身が自叙伝「コロラトゥーラの女王」で「最も楽しかったコンサートの日々であった」と書いている。
帰国後はリサイタルの伴奏者として様々な歌手と全国各地で演奏しており、テレビの「名曲アルバム」やFM放送のクラシック番組にも出演。NHK「海外ベストオブクラシック」では音楽祭におけるリーダーアーベントを解説した。CD録音においても多くの歌手と共演している。これまで東京芸術大学、桐朋学園大学、国立音楽大学、昭和音楽大学などで伴奏法の授業を担当した。

プログラム


  • 1. R.Schumann 作曲「Liederkreis Op.39」より J.v.Eichendorff 詩
    Nr.5 Mondnacht (月夜)
    安田 彩子(Sop) 林 菜月(Pf)
  • 2. R.Schumann 作曲 A.v.Platen 詩
    Ihre Stimme (あなたの声)  Op.96-3
    R.Schumann 作曲「Lieder und Gesänge aus "Wilhelm Meister" Op.98a」より
    J.W.v.Goethe詩
    Nr.1 Mignon (ミニヨン)
    小島 三恵子(Sop) 浅羽 美奈子(Pf)
  • 3. J.Brahms 作曲 L.H.C.Hölty 詩
    Die Mainacht (五月の夜) Op.43-2
    松島 恵子(Sop) 川原 玲子(Pf)
2023年の例会

1月の例会のお知らせ 2023年1月

第256回 1月例会

  • 内 容: シューマンの歌曲
  • 講 師: 寺谷 千枝子氏(メゾ・ソプラノ)
  • 日 時: 2023年1月15日(日) 14:00~16:00
  • 場 所: 雑司が谷音楽堂
  • 入場料:会員は無料 ※非会員1500円(聴講のみ)、学生500円 マスク着用と連絡先の記入をお願いいたします。
  • ※例会の様子は録画し、後日会員限定で視聴可能にする予定です。

寺谷 千枝子氏(メゾ・ソプラノ)プロフィール

東京藝術大学卒、同大学院修了。ハンブルク国立音楽大学声楽科、オペラ科共に首席で卒業。在学中メスフィールド賞を受賞。1980年、オランダのセルトヘンボス国際声楽コンクール第2位入賞。
ドイツのブレーマーハーフェン歌劇場とソロ専属契約を結び、「ばらの騎士」のオクタヴィアンでデビュー。 次いでボン歌劇場とソロ専属契約を結び、「ファウスト」のシーベル、「皇帝ティートの慈悲」のアンニオ、「こうもり」のオルロフスキー等を演じる。拠点をハンブルクに移してからは、「運命の力」のプレツィオシルラ、「ドン・カルロ」のエボリ公女など、ドラマティックな役にレパートリーを広げ、その後フリーの歌手としてドイツを中心に、ヨーロッパ各地の歌劇場に出演。また世界的ブームとなったグレツキの交響曲第3番「悲歌のシンフォニー」をドイツ、アメリカ、オランダ、日本で初演した。 日本でもボッセ、フルネ、サンティ、インバル、デュトワ、シャイー、チョン・ミュンフン、小澤征爾、若杉弘、大野和士ら著名指揮者と共演。役作りと音楽の読みの的確さ、安定した歌唱は、わが国を代表するメゾソプラノとして常に高い評価と信頼を得ている。東京藝術大学名誉教授。

プログラム

Robert Schumann 作曲


  • 1. 《Myrten ミルテの花》より
    Lied der Suleika(ズライカの歌)Op25-9  M.von Willemer 詩
    中尾 有希子(Sop) 浅羽 美奈子(Pf)
  • 2. 《Sechs Gedichte und Requiem 6つの詩とレクイエム》より
    Requiem(レクイエム)Op90-7 Altkatholisches Gedicht
    赤津 幸子(Sop) 矢部 伸子(Pf)
  • 3. Schön Blümelein(美しい花)Op43-3 R.Reinick 詩
    An den Abendstern(夕べの星に寄す)Op103-4 E.Kulmann 詩
    大垣 ひで美(Sop)  和田 浩子(Sop)  末松 茂敏(Pf)