代表の渡邊登志子先生に代わり、御夫君の声楽家渡邊一夫氏(弘前大学名誉教授)に代表を務めていただくことになりました。
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2009年 11月 5日号

研究会より

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♪ 参加者から ♪
128回例会
R.シューマンの歌曲

10月30日の受講者より

 シューマンの歌曲における歌とピアノの「ボール支配率」は歌30%に対し、ピアノが70%という気さえする。とはいっても、ピアノが好きなように弾いて良いという訳ではなく、歌とのアンサンブルを疎かにしてはならない。シューマンは優れた・完結した詩の世界を具体化し、ピアノを使ってより完全な形にしたかった。後奏が長いのもその表れである…などのレクチャーから例会は始まった。  今回受講させていただき、一番体感できたのは、間断なく16分音符で動く音形は手首を使って音を先導すると、波の様な自然の流れを持って弾くことができる、という点だった。又、音形を意識するあまり指が先に行ってしまうと、跳躍の際、硬い音が出やすく、歌にも影響を与えてしまうが、実際に手首を意識して弾いた所、音が多いにも関わらず、やわらかく歌に寄り添うPの音が導き出せた。ピアニストの視点からの指導のよさ、大切さ、楽しさを再認識させられた。T.M                                     

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