4月9日例会の受講者より
武田正雄先生をお迎えしての例会を受講させて頂きました。
はじめに先生からフランス歌曲は19世紀半ばから100年位の間に集中して作られた。その間に詩がよくなって行き、名曲が生まれたとお話があり、フランス詩に関する本を数冊ご紹介下さいました。
私はプーランクの曲をレッスンして頂きました。高音での突然のppや低音でのfの指示がある彼の曲は難しいですが、「モンパルナス」の様に、ゆったりとしたきれいなメロディーをピアノと共にどう表現したらよいか具体的に教えて頂く内に、苦手な部分が改善されていきました。盛り上りの高音に音が飛ぶ部分では、マントをフワッと翻す様にという、とてもよいヒントを下さいました。
又、三人のレッスンを通して会話では発音されない語尾のeの歌い方(前の母音をしっかり響かせてからeをふんわり乗せる)、母音の発音を注意しないと意味、時制まで違ってしまう等これから歌っていく上での大切なアドヴァイスを頂きました。
(仲山みどり) |