代表の渡邊登志子先生に代わり、御夫君の声楽家渡邊一夫氏(弘前大学名誉教授)に代表を務めていただくことになりました。
バックナンバー   今月の例会   例会のあゆみ
2014年12月15日号

研究会より

会のホームページ、みなさんご覧になりましたか?
パソコンをお持ちでない方もコンサート情報などお寄せ下さい。会の活性化をめざす新たな試みです。
>> 例会のご案内

♪ 参加者から ♪
181回例会
11月例会 R.シュトラウスの歌曲  

楽譜
11月27日の受講者より

 宇野徹哉先生をお迎えし、R.シュトラウスの歌曲を、ピアニスト会員が伴奏し、レッスンしていただきました。
 どの曲にも、「歌詞の内容をどうイメージするか」を大切にとのアドバイスがありました。
 私が演奏した「Morgen!」は、とくに具体的に、映画の1シ―ンのようなイメージを持って。
 Undで始まる歌詞の前に何があったか、想像をふくらませて、前奏を弾き始めること。上声部のメロディを、ヴァイオリンや歌のようになめらかに演奏するには、どのような工夫が必要か。
 後奏の長いタイの音は、思い切って長く。などのアドバイスをいただきました。音が少ない為にかえって難しいこの曲を、いかに美しく演奏するかのヒントを、たくさんいただき、
そして何よりも、宇野先生の柔らかく、温かい響きの歌唱の伴奏をさせて頂き、貴重な時間でした。歌詞の内容を、少しでも深く表現できるよう、勉強を続けていきたいなとの思いを
、改めて強くいたしました。 
                 (野村 牧子)                                                     
182回例会
12月例会  オラトリオV 

楽譜
12月6日の受講者より

  渡邊明先生をお迎えして、3年連続「オラトリオ」を取り上げました。
  担当と受講をさせていただいて強く感じた事は、日本、ドイツ、イタリア、フランス歌曲等に比べて演奏を希望する人数が少ない、という事でした。それでもバッハやヘンデルの曲は、
比較的人気がありますが、曲数も少ないロマン派の作品には、聴いた事もないという方もあり、とても残念に思いました。
  今回は、バッハの世俗カンタータ、メンデルスゾーン、フォーレのどれも皆素晴らしい作品でした。 ・・
  講座の良い事は、何回か演奏出来る事で、先生は「段々良くなってきたね!」とおっしゃって、その人の調子が良くなってきた所で要所要所に歌唱指導をして下さいました。
  勿論コンサートでは一発目が勝負ですが・・。
  ・・実は、今回はアクシデントでお二人に歌っていただけなかったのですが、その代わりに、先生のアイデアで、
  最後に聴講者も参加してバッハのカンタータBWV147より「主よ、人の望みの喜びよ」を合唱しました。先生の お人柄もあり、とても暖かな気持ちで音楽の喜びを感じた素晴らしい講座でした。
                (小島  まさ子)

       
サイトの著作権は歌曲アンサンブル研究会に帰属致しております。
このページの無断転用は固くお断り致します。