2019年の例会

12月の例会のお知らせ 2019年12月

第232回 12月例会

  • 内 容: 「日本歌曲の表現法〜特集・作曲家 猪本 隆 没後20年に向けて」
  • 講 師: 青山恵子氏 (メゾソプラノ)
  • 日 時: 2019年 12月16日(月)18:30~20:30
  • 場 所: 雑司が谷音楽堂
  • 入場料: 会員は無料 ※非会員1500円(聴講のみ),学生500円
  • 予約・お申し込みはこちら

青山恵子氏(メゾソプラノ)プロフィール

島根県出雲市出身。東京藝術大学声楽科卒業。同大学院博士課程修了。
声楽を森山俊雄、須賀靖和、畑中更予、邦楽を西垣勇三、平井澄子、民謡を本條秀太郎、早坂光枝の各氏に 師事。‘87年声楽では日本初の博士号を、テーマ「日本歌曲の歌唱法の実践的研究」~伝統音楽との接点~ で取得。博士号取得記念リサイタル「安達ヶ原の鬼女」サントリーホールを開催。
その後も洋楽と伝統音楽の歌唱法の融合を研究し、リサイタルや講演会等で成果を発表している。日本歌曲はもとより、邦楽器伴奏の作品や語り物、モノオペラなど様々なジャンルに取り組み、その声と日本語の美しさには定評を得ている。
また、近年は古事記、万葉集、小泉八雲など、古典を素材にしたコンサートを積極的に開催。「小泉八雲の世界」として、「雪女」(引野裕亮 作曲)、「耳なし芳一」(寺嶋陸也 作曲)を東京(東京文化会館、東京藝術大学奏楽堂)、神戸(芸術文化センター)、富山などで演奏。パリ公演でも「雪女」(抜粋)を演奏した。‘75年四家文子主宰 波の会「第一回日本歌曲コンクール」第一位、‘98年ミュージックペンクラブ「コンサートパフォーマンス賞」を受賞。東京室内歌劇場会員。奏楽堂「日本歌曲コンクール」審査委員。

プログラム

  • 1. 尼崎安四 作詞
     悲歌
    広川法子(Sop)  末松茂敏(Pf)
  • 2. 鶴岡千代子 作詞
     愛
    西澤しのぶ(Sop)  入佐弥生(Pf)
  • 3. きねた るみ 作詞
     わかれ道
    小野清子(Sop)  永瀬典子(Pf)
  • 4. 堀内幸枝 作詞
     村のたんぽぽ
    柴田えい子(Sop)  山﨑範子(Pf)
2019年の例会

11月の例会のお知らせ 2019年11月

第231回 11月例会

  • 内 容: ドイツ歌曲 〜ヴォルフ、マーラー、R.シュトラウスの歌曲〜
  • 講 師: 釜洞祐子氏 (ソプラノ)
  • 日 時: 2019年 11月20日(水)18:30~20:30
  • 場 所: 雑司が谷音楽堂
  • 入場料: 会員は無料 ※非会員1500円(聴講のみ),学生500円
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釜洞祐子氏(ソプラノ)プロフィール

神戸女学院大学、東京音楽大学研究科、文化庁オペラ研修所修了。82年度日本音楽コンクール第1位。
1984年ハンブルク州立歌劇場日本公演「魔笛」夜の女王で急遽代演し、絶賛された。文化庁在外派遣としてドイツ留学後にヘッセン州立カッセル歌劇場と契約。
ハンブルク、ミュンヘン、ドレスデン等の劇場へ客演。 ジロー・オペラ賞、兵庫文化奨励賞、大阪舞台芸術賞等受賞多数。
「欲望という名の電車」等日本初演オペラでも圧倒的な存在感を示す。2004年より拠点を日本に移し、新国立劇場、二期会公演で「夕鶴」「黒船」「ダフネ」 「カプリッチョ」等の主役を務める。オラトリオや歌曲の分野でも活躍。
BMGジャパン(現在ソニー・ミュージック)、音楽之友社等から数枚のCDをリリース。 日本音楽コンクール、奏楽堂日本歌曲コンクール等で審査員を度々務めている。
東京音楽大学教授。二期会会員。

プログラム

  • 1. H.Wolf作曲  E.Mӧrike詩
     Der Knabe und das Immlein (少年と蜜蜂)
    小此木里佳(Ms)  浅羽美奈子(Pf)
  • 2. H.Wolf作曲  E.Mӧrike詩
     Das verlassene Mägdlein (見捨てられた娘)
    G.Mahler作曲 「Des Knaben Wunderhorn」より
     Ablösung im Sommer (夏に小鳥はかわり)
    榎戸邦子(Sop)  井上洋美(Pf)
  • 3. R.Strauss作曲  H.v.Gilm詩
     Allerseelen Op.10-8 (万霊節)
    R.Strauss作曲  A.F.v.Schack詩
     Ständchen Op.17-2 (セレナーデ)
    柴田えい子(Sop) 山﨑範子(Pf)
2019年の例会

10月の例会のお知らせ 2019年10月

第230回 10月例会

  • 内 容: フランス歌曲
  • 講 師: 小林真理氏 (メゾソプラノ)
  • 日 時: 2019年 10月25日(金)18:30~20:30
  • 場 所: 雑司が谷音楽堂
  • 入場料: 会員は無料 ※非会員1500円(聴講のみ),学生500円
  • 予約・お申し込みはこちら

小林真理氏(メゾソプラノ)プロフィール

鎌倉市出身。10 歳より中村浩子史に師事、東京芸術大学大学院声楽科を卒業後、フランス政府給費留学生として、パリの 国立高等音楽院に入学。レジーヌ・クレスパン、ウイリアム・クリスティに師事。在学中よりフランス国営放送などで、現代音楽の初演をつとめ、卒業後パリの国際歌曲コンクール他数々の国際コンクールで受賞。その後芸大の博士課程において、メシアンの歌曲集「ハラウイ」で博士号を収得。
P.ブーレーズ、J.テート、M.ロストロポーヴィッチ、J.C.スピノジ、佐渡裕らの指揮の下で、バロック音楽、オラトリオ、オペラ、現代曲などを歌う。ヨーロッパのみでなく、オーストラリア、アメリカ、ロシア、ヴェトナムなどの音楽祭のソリストも務める。
CD 録音も多く、モーツァルトの「レクイエム」、「M.ローゼンタール歌曲集」、サキソフォン奏者のクロード・ドラングルとの「Japanese Love Songs 」などがある。
2004 年よりストラスブール地方音楽院、音楽大学の専任教授になりワイマール音大、ニースのアカデミー他マスタークラスを行い後進の指導に情熱を注いでいる。最近では日本でのコンサート活動も多く、日フィルとの第九、大原美術館でのギャラリーコンサート、2018 年には山梨県立美術館での展覧会とのコラボリサイタルなどを行っている。 日仏現代音楽協会の名誉会員。

プログラム

  • 1. G. Fauré 作曲 Victor Hugo 詩
     Le papillon et la fleur (蝶と花)
    E. Chausson 作曲 Théophile Gautier 詩
     Les papillons(蝶々)
    平井裕子(Sop) 南日美奈子(Pf)
  • 2. R. Hahn 作曲 Victor Hugo 詩
     Si mes vers avaient des ailes (私の詩に翼があったなら)
    R. Hahn 作曲 Théophile Gautier 詩
     Seule (ひとりぼっち)
    小此木里佳(Ms) 杉山潤子(Pf)
2019年の例会

9月の例会のお知らせ 2019年9月

第229回 9月例会

  • 内 容: ドイツ歌曲
  • 講 師: 寺谷千枝子氏 (メゾソプラノ)
  • 日 時: 2019年 9 月10 日(火)18:30~20:30
  • 場 所: 雑司が谷音楽堂
  • 入場料: 会員は無料 ※非会員1500円(聴講のみ),学生500円
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寺谷千枝子氏(メゾソプラノ)プロフィール

東京藝術大学卒、同大学院修了。ハンブルク国立音楽大学声楽科、オペラ科共に首席で卒業。在学中メスフィールド賞を受賞。
1980年、オランダのセルトヘンボス国際声楽コンクール第2位入賞。ドイツのブレーマーハーフェン歌劇場とソロ専属契約を結び、「ばらの騎士」のオクタヴィアンでデビュー。次いでボン歌劇場とソロ専属契約を結び、「ファウスト」のシーベル、「皇帝ティートの慈悲」のアンニオ、「こうもり」のオルロフスキー等を演じる。
拠点をハンブルクに移してからは、「運命の力」のプレツィオシルラ、「ドン・カルロ」のエボリ公女など、ドラマティックな役にレパートリーを広げ、その後フリーの歌手としてドイツを中心に、ヨーロッパ各地の歌劇場に出演。また世界的ブームとなったグレツキの交響曲第3番「悲歌のシンフォニー」をドイツ、アメリカ、オランダ、日本で初演した。
日本でもボッセ、フルネ、サンティ、インバル、デュトワ、シャイー、チョン・ミュンフン、小澤征爾、若杉弘、大野和士ら著名指揮者と共演。役作りと音楽の読みの的確さ、安定した歌唱は、わが国を代表するメゾソプラノとして常に高い評価と信頼を得ている。東京藝術大学名誉教授。

プログラム

  • 1. F.Schubert作曲  J.G.von Salis-Seewis詩
     Der Jüngling an der Quelle D300 (泉のほとりの若者)
    F.Schubert作曲  J.Mayrhofer詩
     Nachtviolen D752 (夜すみれ)
    仲山みどり(Sop)  浅羽美奈子(Pf)
  • 2. G.Mahler作曲 「Des Knaben Wunderhorn」より
     Des Antonius von Padua Fischpredigt (魚に説教するパドヴァの聖アントニウス)
     Trost im Unglück (不幸中の慰め)
    片野田名帆子(Ms)  杉山潤子(Pf)
  • 3. R.Strauss作曲  C.Brentano詩
     Säusle,liebe Myrthe Op68-3 (そよげ、愛らしいミルテよ)
    A.Berg作曲  J.Schlaf詩
     Im Zimmer (部屋の中)
    大垣ひで美(Sop) 末松茂敏(Pf)
2019年の例会

7月の例会のお知らせ 2019年7月

第228回 7月例会

  • 内 容: 文月サロンコンサート  ~ いま、歌いたいうた!~
  • 日 時: 2019年 7月1日(月) 開演 19:00 開場 18:45
  • 場 所: 日暮里サニーホールコンサートサロン
  • 入場料: 無料
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プログラム

  • 1. G.Donizetti / ナポリのカンツォーネ
     Me voglio fà’na casa(私は家をつくりたい)
    小松耕輔 / 竹久夢二
     母
    石井敏子(Sop) 佐伯孝子(Pf)
  • 2. R.Schumann   「Myrten」 ミルテの花 Op.25 より
    H.Heine 詩 Die Lotosblume (はすの花)
    F.Rückert 詩 Aus den östlichen Rosen  (東方のバラより)
    H.Heine 詩 Du bist wie eine Blume (君は花の如く)
    F.Rückert 詩 Widmung (献呈)
    赤津幸子(Sop) 矢部伸子(Pf)
  • 3. M. Ravel / T.Klingsor
     「Shéhérazade」歌曲集 「シェエラザード」 より
     La Flûte enchantée (魔法の笛)
    F.Poulenc / J.Cocteau
     Toréador(闘牛士)
    F.Poulenc / M.Carême
     「La courte paille」 歌曲集 「くじ引き」より
     La reine de cœur (ハートの女王)
    伊藤由紀美(Sop) 小池律子(Pf)
  • 4. 小林秀雄 / 野上彰
     落葉松
    R.Strauss / H.von Gilm
     Zueignung (献呈)
    R.Strauss / H.von Gilm
     Allerseelen(万霊節)
    西澤しのぶ(Sop) 寺本沙綾香 (Pf)
  • 5. 前田佳世子 / 寺山修司
     キャベツの芯に
     ガーネット
     サンゴ
    相馬宏美(Sop) 平澤理恵子(Pf)
  • 〜 休 憩 〜
  • 6. アメリカ民謡 / 堀内敬三訳詞
     マギー 若き日の歌を
    アイルランド民謡 / 堀内敬三訳詞
     春の日の花と輝く
    A.Simonetti / 青木爽訳詞
     マドリガル
    大垣ひで美(Sop) 末松茂敏 (Pf)
  • 7. E.W.Korngold /W.Shakespeare
     「Four Songs」 Op.31 4つのシェイクスピアの歌
     1.Desdemona’s Song  (デズデーモナの歌)
     2. Under the Greenwood Tree (緑の森の木の下で)
     3. Blow, Blow, Thou Winter Wind  (吹け、吹け 冬の風よ)
     4. When Birds Do Sing (小鳥たちが歌う時に)
    和田浩子(Sop) 志村恵子(Pf)
  • 8. E.Grieg / A.Garborg
     「Haugtussa」Op.67 「山の娘」より
     Blåbær-Li(ブルーベリーの斜面)
     Elsk(愛)
     Killingdans (小山羊のダンス)
     Vond Dag (悪い日)
    宇佐美知子(Ms) 原田麗(Pf)
  • 9. C.Debussy / T.Gautier
     Coquetterie posthume (死化粧)
    C.Debussy / P.Bourget
     La romance d’Ariel (アリエルのロマンス)
    平井裕子(Sop) 南日美奈子(Pf)
  • 10. S.Barber
     4つの歌 Op.13
     1. G.Hopkins 詩 A Nun Takes the Veil(尼僧はヴェールをとる)
     2. W.Yeats 詩 The Secrets of the Old(老人の秘密)
     3. J.Agee 詩  Sure on this shining night (この輝ける夜に)
     4. F.Prokosch 詩 Nocturne(ノクターン)
    松本圭子(Sop) 高野京子(Pf)
2019年の例会

6月の例会のお知らせ 2019年6月

第227回 6月例会

  • 内 容: イタリア歌曲  〜イタリア歌曲全般〜
  • 講 師: 三縄みどり氏 (ソプラノ)
  • 日 時: 2019年 6月17日(月)18:30~20:30
  • 場 所: 雑司が谷音楽堂
  • 入場料: 会員は無料 ※非会員1500円(聴講のみ),学生500円
  • 予約・お申し込みはこちら

三縄みどり氏(ソプラノ)プロフィール

東京藝術大学卒業、同大学院オペラ科修了。「ラ・ボエーム」「フィガロの結婚」「カルメン」「椿姫」「トスカ」「魔笛」等、数多くのオペラに主演。「欲望という名の電車」日本初演ではステラを歌い好評を得る。ホルスト・シュタイン、エッシェンバッハ、ハインツ・ホリガー、秋山和慶、若杉弘等、内外の著名な指揮者のもとN響、都響、東響他、各地のオーケストラと共演、オラトリオ、ミサ曲のソプラノソリストとしてその安定した歌唱力で好評を得る。またテレビ「題名のない音楽会」「クラシック倶楽部」やFMにも出演、歌曲のリサイタルを全国各地で開き、横浜で開いた10回の連続リサイタルは毎回満席の聴衆を魅了した。
CD「悲歌」「中田喜直を歌う」に参加、ソロアルバム「ひとりぼっちがたまらなかったら」「中田喜直歌曲集」を、また「白いうた青いうた」を鮫島有美子、青山恵子とリリース。2016年秋に出したソロアルバム「あなたへ」も好評発売中。
二期会、日本演奏連盟、横浜シティオペラ各会員。

プログラム

  • 1. A.Scarlatti
     Le violette (菫)
     作詞者不明
    G.Torelli
     Tu lo sai (あなたは知っている)
     作詞者不明
    西田智朱子(Sop) 広瀬靖子(Pf)
  • 2. G.Verdi
     「SEI ROMANZE」から
     Non t’accostare all’urna (墓に近寄らないでほしい)
     J.Vittorelli 詩
    S.Donaudy
     O del mio amato ben (ああ愛する人の)
     A. Donaudy詩
    小野清子(Sop) 永瀬典子(Pf)
  • 3. F.P.Tosti
     La serenata (セレナータ)
     G.A.Cesareo 詩
    P.Mascagni
     La luna (月)
     G.Menasci 詩
    並木 円(Sop) 入佐弥生(Pf)
2019年の例会

5月の例会のお知らせ 2019年5月

第226回 5月例会

  • 内 容: アンサンブルと指揮
  •  〜オーケストラ歌曲演奏へのアプローチ、指揮者の観点から〜
  • 講 師: 吉田行地氏(指揮者)
  • 日 時: 2019年 5月10日(金)18:30〜20:30
  • 場 所: 雑司が谷音楽堂
  • 入場料: 会員は無料 ※非会員1500円(聴講のみ),学生500円
  • 予約・お申し込みはこちら
今回は指揮アドヴァイスコーナーも設けます。
合唱の指揮をされている声楽家・ピアニストはどうぞご参加ください。
また経験がなくても指揮をしてみたい方歓迎です。

プロフィール 吉田行地氏 (指揮)

早稲田大学を経て、洗足学園音楽大学付属指揮研究所入所。指揮を秋山和慶、河地良智、尾崎晋也、湯浅勇治の各氏に師事。
これまで、ルーマニア国立サトゥ・マーレフィル、トゥルグムレシュ交響楽団、札幌交響楽団、東京交響楽団、名古屋フィル、中部フィル、大阪フィル、広島交響楽団、九州交響楽団、大阪市音楽団、東京佼成ウインドオーケストラなどに客演。2004~2010中部フィルハーモニー交響楽団指揮者。
また、クラシックにとどまらず、劇団四季のミュージカル『美女と野獣』ロングラン公演の指揮や、槇原敬之オーケストラ・コンサート「cELEBRATION」の指揮者等、多彩な音楽活動を行なっている。
洗足学園音楽大学、桐朋学園大学非常勤講師。

プログラム

  • 1. R.Strauss
     Morgen!(明日!) Op. 27 Nr.4
     J.H.Mackay 詩
    加藤詩菜(Sop.) 松永朱美(Pf)
  • 2. G.Mahler
    「リュッケルトの詩による5つの歌曲」より
     Ich atmet’ einen linden Duft(私は仄かな香りをかいだ)
     F.Rückert 詩
    新居佐和子(Sop.) 矢部伸子(Pf)
  • 3. A.Berg
     Sieben frühe Lieder 「7つの初期の歌」より
     Die Nachtigall(ナイチンゲール)
    T.Storm 詩
    神谷明美(Sop.) 杉山潤子(Pf)
2019年の例会

4月の例会のお知らせ 2019年4月

第225回 4月例会

  • 内 容: ドイツ歌曲全般
  • 講 師: 平島誠也氏(ピアニスト)
  • 日 時: 2019年 4月17日(水)18:30〜20:30
  • 場 所: 雑司が谷音楽堂
  • 入場料: 会員は無料 ※非会員1500円(聴講のみ),学生500円
  • 予約・お申し込みはこちら

平島誠也氏 プロフィール

長崎市出身。中野章三郎氏にピアノを師事。武蔵野音楽大学卒業後、シュトゥットガルト芸術大学でコンラート・リヒター、チューリッヒ音楽院でアーウィン・ゲイジに歌曲伴奏を学ぶ。
ルツェルン歌劇場専属コレペティトールとなり、多くのオペラ公演に携わった。またソプラノ歌手シルヴィア・ゲスティの伴奏者としてヨーロッパ各地でコンサートを行い、帰国後も声楽リサイタルの伴奏者として様々な歌手と共演し、CD録音も多数行なっている。
桐朋学園大学と東京芸術大学で後進の指導にあたった後、現在は昭和音楽大学及び大学院と国立音楽大学で伴奏法の講座を持っている。

プログラム

  • 1. W.A.Mozart
     Das Veilchen KV476 すみれ
     J.W.von Goethe 詩
     Abendempfindung an Laura  KV523  ラウラに寄せる夕べの想い
     J.H.Campe 詩
    榎戸邦子(Sop.) 森 幸子(Pf)
  • 2. F.Schubert
     Im Frühling  D882  春に
     E.Schulze 詩
     Der Blumenbrief D622 花の便り
     A.W.Schreiber 詩
    小島三恵子(Sop.)井上洋美(Pf)
  • 3. R.Strauss
     Ständchen Op.17-2  セレナード
     A.F.von Schack 詩
    H.Wolf
     Der Knabe und das Immlein 子供とみつばち
     E.Mörike 詩
    神谷明美(Sop.) 入佐弥生(Pf)
2019年の例会

3月の例会のお知らせ 2019年3月

第224回 3月例会 推薦コンサート

  • 内 容: オーディション選抜者による推薦コンサート
  • 日 時: 2019年 3月26日(火)開場18:30 開演19:00
  • 場 所: 雑司が谷音楽堂
  • 入場料: 会員は無料  一般入場者:3000円
  • 予約・お申し込みはこちら
  • (会員の方も予約をお願いいたします。)
歌曲アンサンブル研究会では、当研究会の活動について広く知っていただく事を目的として、
会員に演奏の場を提供しサポートする推薦コンサートを企画致しました。

プログラム

  • Ⅰ 中尾有希子/ Sop  矢部伸子/ Pf
     理想の女 / Ideale
     F.P.トスティ / Francesco Paolo Tosti  C. エルリーコ / Carmelo Errico 詩
     太陽と愛 / Sole e amore
     G.プッチーニ / Giacomo Puccini  作詩者不詳
     そして小鳥は(子守唄)/ E l’uccellino (Ninna-Nanna)
     G.プッチーニ/ Giacomo Puccini  R.フチーニ/ Renato Fucini 詩
     月 / La luna
     P.マスカーニ/Pietro Mascagni  G.メナッシ/ Guido Menasci 詩
     この道
     山田 耕筰 / 北原 白秋 詩
     かやの木山の
     山田 耕筰 / 北原 白秋 詩
     落葉松
     小林 秀雄 / 野上 彰 詩
     さくら横ちょう
     別宮 貞雄 / 加藤 周一 詩
  • Ⅱ 原あいら / Sop  杉山潤子 / Pf
     《ミルテの花/ Myrthen 》より
     R.シューマン/ Robert Schumann
      1 献呈 / Widmung
      3 くるみの木/ Der Nußbaum
      7 蓮の花 / Die Lotosblume
      9 ズライカの歌 / Lied der Suleika
     11 花嫁の歌1 / Lied der Braut 1
     12 花嫁の歌2 / Lied der Braut 2
     15 ヘブライの歌より / Aus den hebräischen Gesängen
     20 遠く、遠く / Weit, weit
     21 この孤独な涙は何だ / Waswill die einsame Träne
     24 君は花のように / Du bist wie eine Blume
     25 東方のバラより/ Aus den östlichen Rosen
  • Ⅲ 片野田名帆子 / M. Sop  杉山潤子 / Pf
     《 ヴェーゼンドンク歌曲集/ Wesendonck Lieder 》より
     R.ワーグナー / Richard Wagner
     M.ヴェーゼンドンク/Mathilde Wesendonck詩
     3. 温室にて / Im Treibhaus
     4. 悩み / Schmerzen
     《子供の不思議な角笛 / Des Knaben Wunderhorn》より
     G.マーラー/ Gustav Mahler
     誰がこの歌を作ったの / Wer hat dies Liedlein erdacht?
     ラインの伝説 / Rheinlegendchen
     高遠なる知性の賛美 / Lob des hohen Verstands
     《 4 Lieder /4つの歌 》より
     A.シェーンベルク/ Arnold Schönberg
     R.デーメル/ Richard Dehmel 詩
     期待 / Erwartung
     私にあなたの金の櫛をください / Schenk mir deinen goldenen Kamm
2019年の例会

2月の例会のお知らせ 2019年2月

第223回 例会

  • 内 容: イタリア歌曲全般
  • 講 師: 山岸茂人氏 (ピアニスト)
  • 日 時: 2019年 2月6日(水)18:30~20:30
  • 場 所: 雑司が谷音楽堂  TEL:03-5960-4515
  • 会 費: 非会員聴講料 1500円  学生500円
  • お問い合わせはこちら

山岸 茂人氏 プロフィール

東京芸術大学音楽学部楽理科卒業、同大学大学院(音楽学専攻)修了。在学中に安宅賞受賞。音楽学を船山隆、本田脩の両氏に、ピアノを高出紘子、川口恒子、渡辺健二の諸氏に師事。ドイツ歌曲を佐々木成子、ライナー・ホフマンの各氏に、古典から近代にわたるイタリア歌曲を嶺貞子氏に学ぶ。
声楽の伴奏者として多くの著名な歌手と共演しており、森麻季氏との共演は日本全国で数百回、カーネギー・ホールやジョン・F.ケネディセンターにおけるリサイタルでもピアノを担当。CDでは「あなたがそばにいたら」「四つの最後の歌」「花は咲く(日本歌曲集)」「至福の時~歌の翼に」(ソプラノ:森麻季)、「ベッリーニ歌曲集」(監修:嶺貞子)等で伴奏を務める。
現在、東京芸術大学声楽科伴奏助手、二期会イタリア歌曲研究会ピアニスト。

プログラム

  • 1. G.Paisiello  〈Nina pazza per amore 愛に狂ったニーナ〉より
     Il mio ben quando verrà
     いとしの人が来るとき
    G.F.Händel  〈Giulio Cesare in Egitto ジュリアス・シーザー〉より
     Piangerò la sorte mia
     私は わが運命を嘆くでしょう
    柴田 えい子(Sop)|南日 美奈子(Pf)
  • 2. F.P.Tosti  L.Stecchetti詩
     Sogno
     夢
    P.Cimara  G.Pesci詩
     Stornellata marinara
     海のストルネッロ
    広川 法子(Sop)|高野 京子(Pf)
  • 3. F. Santoliquido  F. Santoliquido詩 〈I canti della sera 夕べの歌〉より
     L'incontro
     出会い
    M. Persico   G.Pascoli詩 〈Sette piccole liriche 7つの小さな抒情詩〉より
     Ultimo canto
     最後の歌
    丹羽 京子(Sop)|山﨑 範子(Pf)

※ 楽譜は各自用意願います。