1月の例会のお知らせ 2025年1月
第274回 1月例会
鴨川 太郎氏(バリトン)プロフィール
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院修士課程および博士後期課程修了。博士(音楽)。 1991年から国際ロータリー財団奨学生としてイタリア・ミラノに留学。1995年、北イタリア・ローディ市の 第6回・国際コンクール・オペラ部門で3位入賞。 さまざまなオペラや宗教曲、またベートーベンの《第九》のソリストとして活躍。2016年にはイタリア・ロヴェレートのザンドナーイ劇場における二橋潤一作曲・オペラ《箱館戦争》(榎本武揚 役)に主演し、 イタリア初演を果たす。1997年以来リサイタルも重ね、2008年のリサイタル「古今東西いろはにほへと」(東京文化会館小ホール)は『音楽の友』誌上でも高く評価される。 2017年、日本歌曲のCD「写楽の鏡」(Pf:沼田宏行/ナミレコード)をリリース。 2019年、自ら企画・構成・出演したイタリア文化会館における、二期会イタリア歌曲研究会の創設者・嶺貞子女史を追悼する公演「レスピーギ歌曲の世界」も高く評価された。 東京藝術大学、昭和音楽大学等の講師を経て、現在、北海道教育大学教授(釧路校担当)。公益財団法人日本 オペラ振興会評議員。日本歌曲振興波の会理事。日本ロッシーニ協会会員。2018年より二期会イタリア歌曲研究会代表。2022年、釧新郷土芸術賞受賞。 2024年、『イタリア歌曲の世界を徹底解剖~イタリア歌曲の詩と音楽の魅力~』(共編著)を全音楽譜出版社 より刊行。プログラム