例会のあゆみ
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2005年12月8日号

研究会より

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♪ 参加者から ♪
第88回 特別例会
「ウィーン古典作品」リートとアリア
楽譜


1123日の参加者より

特別例会、O.ミリャコヴィッチ先生を迎え、その圧倒的な存在感と輝くような魅力で素晴らしい発声のテクニックの数々を教えてくださいました。

歌い手は身体が楽器であるからポジションや支え、呼吸、口のフォームなど正しく使わなければならない。高音Fを出すのに楽器も大きく広げる必要がある(胸を広げ口を開ける)。声を保とうとするあまり余計な力で首の後ろ、顎が硬くなってはいけない。チェンジ(レジスター)の場所では、無理にIやEと言わずにO の響きを入れると喉が開き声がスムーズに前に出る。次から次へと貴重なアドヴァイスを頂き、あっという間の2時間でした。先生の明るく弾力、艶のある声がテクニックによってffからpp、そして低音から高音へと自由自在に操られるのを聴いただけでも大変勉強になり、このような素晴らしい機会を頂きましたことに、心より感謝申し上げます。        (小林 貴美子)