(12月9日の参加者より)
2007年6月例会で、永島陽子先生のお話とご指導を聴かせていただきまして、とても感動いたしましたので、今回は是非に!と思い受講させていただきました。 長いヨーロッパでの音楽生活と日本の現状のギヤップを、強くお感じながらも、普遍的な事を、穏やかな中にも力強くお教え下さいました。「口をラッパのように・・」等、歌の方には嬉しい具体的な事も沢山ありましたが、発声(響き)・フレーズ(強弱)・言葉のスピード等が上手くいった時に生まれて来るドイツ語の語感が感じられる瞬間に、むしろ私は、興味を強く感じました。永島先生が、ほんの数フレーズでしたが、歌って下さいましたが、それは正にドイツ・リートであり、その瞬間だけ、照明があたった舞台のようでした。原語にカタカナが振ってある楽譜が売られている様な我が国では、難しいのかもしれませんが、こらからも弾き続けながら、微力ではありますが、ドイツ・リートの素晴らしさを広め、育んで行きたいと思います。
(小島 まさ子)
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