10月22日例会の受講者より
永島陽子先生の講座を受講させていただきました。曲目はシューマンの「ジャスミ ンの茂み」と「ひそやかな涙」。
「ドイツ語を母国語としない私たちがドイツリートを歌うためには、詩の朗読を一日百回はする必要がある」とのご指導を受けられた体験を話してくださり、2曲とも1フレーズずつ先生が先に、その後に続けて朗読しまし
た。長母音や短母音、言葉のアクセント、流れが息にのるよう丁寧にご指導いただき、歌うが如くの朗読に導いてくださいました。
発声では、支えを保ち常に美しい頭声で歌うよう指摘されました。頭声で歌っていたつもりでしたが、ご指摘通り高いポジションや後ろの空間を意識して発声してみたら、倍音のある声に変化した感じがしました。とても多くの発見があり、次の課題もいただけて、実り多い時間に感謝しております。 (用瀬加代子) |