4月20日例会の受講者より
トスティの歌曲にて久邇先生の温かいお人柄に包まれての受講でした。大切な事は和音の響きの移ろいを味わう事。詩を充分に朗読して、イタリア語の持っている力や息遣いや、フレーズのイメージをどう捉えて表現してゆくのかを良く吟味する事。さらにトスティの歌曲の特徴である「本能のおもむくままに」が、しかし、あくまでも品良く、甘く、美しくを忘れずにアンサンブルする事。ピアニストはピアノを選べないので、リハーサルの時に会場のピアノと良く対話をして備え、本番で最善を尽くす事、等々。先生の演奏を介して、体験に基づいた具体的で貴重なアドヴァイスを澤山頂く事が出来ました。 (e島 ゆき)
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