2月21日例会の受講者より
朝岡真木子先生の作品について、先生自らレッスンして頂く贅沢な時間だった。歌われたどの曲も、美しく、 楽しく、歌いたい曲ばかりだった。
先生から、“日本語の詩を何度も何度も読み、イメージを膨らませ、具体的な画像として自分の中に持つこと” とのご指導があった。これは、聴いている人に伝わる日本歌曲を歌うためにとても重要なことだと感じた。
作詞家の木下宣子先生、岡崎カズヱ先生も会場で聴いて下さり、木下先生からは“菜の花時雨”“なぎさ”の解 説を頂いた。作詞・作曲をされた先生からお話を伺うと、その歌の背景・情景等がよく理解でき、歌いやすくなる。またどの曲も先生のアドバイスによって生き生きと力を帯びてくる。
レッスンを受けながら、「演奏とは、作品 (詩や楽譜)から読み取った(感じた)ことを“声と音で伝える”ことだ」と気づいた。 朝岡先生、木下先生、岡崎先生の優しいお人柄と、作曲・作詞に対するひたむきな姿勢を感じ、私も「日本語を
大切に歌いたい」「日本語をよい声で美しく歌いたい」と強く思った。 とても有意義な、楽しい時間をありがとうございました。
(井上 慶子) |