11月27日の受講者より
宇野徹哉先生をお迎えし、R.シュトラウスの歌曲を、ピアニスト会員が伴奏し、レッスンしていただきました。
どの曲にも、「歌詞の内容をどうイメージするか」を大切にとのアドバイスがありました。
私が演奏した「Morgen!」は、とくに具体的に、映画の1シ―ンのようなイメージを持って。
Undで始まる歌詞の前に何があったか、想像をふくらませて、前奏を弾き始めること。上声部のメロディを、ヴァイオリンや歌のようになめらかに演奏するには、どのような工夫が必要か。
後奏の長いタイの音は、思い切って長く。などのアドバイスをいただきました。音が少ない為にかえって難しいこの曲を、いかに美しく演奏するかのヒントを、たくさんいただき、
そして何よりも、宇野先生の柔らかく、温かい響きの歌唱の伴奏をさせて頂き、貴重な時間でした。歌詞の内容を、少しでも深く表現できるよう、勉強を続けていきたいなとの思いを
、改めて強くいたしました。
(野村 牧子) |