4月24日の受講者より
4月の例会は、イタリア歌曲をテーマに、ソプラノの三縄みどり先生をお迎えしてのレッスンでした。
最初に「まずは、美しい声が美しい音楽をつくる、ということ。そして歌うことの車の両輪として、@何を語り何を伝えたいのか、Aどういう声を出したいのか、を常に考えることが大事」と前置きされ、その後、Bellini,
Handel, Cesti, Respighi のレッスンとなりました。
息の保持の仕方、母音の形、二重母音の扱い方等、具体的なアドヴァイスが、先生御自身の美しい声での模範演奏とともになされました。
最後に、「歌は映画のスクリーンのように情景が写し出されるように、そしてその空気も感じられるように」とおっしゃいました。
その言葉通り、話し、歌われる声からイタリアの風を感じた豊かな時間でした。
余談ですが、楽譜のコピーに訳詩をつけた方がよいとおっしゃっていましたので、これからそうしようと思います。
(大垣ひで美) |