イタリアの発声法を故ルイジ・ダル・フィオール神父に、イタリアオペラの歌唱法を指揮者故ガエタノ・コメッリ氏に学び、1968年イタリアに留学。パルマ国立音楽院修了後、マントヴァ市アカデミア・ヴィルジニアーナにて、マリオ・ガッリコ、レナータ・スコット各氏にイタリアオペラの解釈と伝統的歌唱法を、エットレー・カンポガッリアーニ、エウジェニオ・フルロッテイ各氏に古典から現代音楽の歌唱法を学ぶ。モデナ王立劇場にてオペラ≪デル・ヤザーゲル≫のタイトルロールでデビュー。パルマ市聖ステッカータ教会専属ソリストを15年間勤める。ギタリストの夫故研二朗氏とデュオを組み、ヨーロッパ各地でコンサートを開催。98年帰国リサイタルを東京文化会館で開く。2000年オペラ≪ラ・ボエーム≫のミミ役で好評を博す。02年には「日本におけるイタリア2001」の一環として浜離宮朝日ホールでリサイタルを開催する。日伊国際親善に力を入れ、若い声楽家のためのセミナーやコンサートツアーを企画。名古屋芸術大学非常勤講師。日本演奏連盟会員。畑チェチリアベルカント研究会創立。
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