東京芸術大学及び同大学院博士課程修了。在学中、東京藝大「メサイア」公演のソリストとしてデビュー。皇居桃華楽堂にて演奏。ロータリー国際親善奨学生として渡伊。第53回日本音楽コンクール第2位入賞、最高位に贈られる福沢賞受賞。各国際コンクールにて入賞。バッハ「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」等、宗教作品のソリストとしての活躍は目覚ましく、その確かな技術に支えられた透明感のある美声と洗練された歌唱は、常に高い評価を得ている。また現代作品においても作曲家諸氏から絶大なる信頼を得て数多くの新作作品の紹介に関わっている。大学院博士課程においては、S.バーバー、A.コープランドなど20世紀アメリカ芸術歌曲をテーマに研究、演奏を行う。オペラにおいても二期会、東京室内歌劇場、日本オペラ振興会などに主要キャストとして活躍、 近年はチェスティ、ヘンデル、パーセル等のバロックオペラにも出演、好評を博す。2009年文化庁芸術家在外研修員としてニューヨークにて研鑽を積む。よんでん文化振興財団芸術文化奨励賞受賞。国立音楽大学、東京芸術大学非常勤講師。二期会会員。
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