1953年生。東京芸術大学、及び同大学院修士課程作曲家終了後、フランス政府給付留学生としてパリ国立高等音楽院に学ぶ。作曲を間宮芳生、永富正之、ベッツイー・ジョラス、セルジュ・ニグの各氏に、ピアノ及び伴奏法を村井貞子、堀江孝子、高良芳枝、アンリエット・ピュイグーロジェの各女史に師事。ピアニストとして、フランス国営放送フィルハーモニック、バーゼル放送交響楽団アンサンブル・アンテルコンタンポラン、ロンドン・シンフォニエッタ、モスクワ室内アンサンブルや日本の主要オーケストラなどにソリストとして出演する一方、内外の名手と数多く共演している。作曲家として、フランス文化庁やIRCAM他から数多くの委嘱作品がある。第13回中島健造音楽賞(1995)、第44回尾高賞、芸術選奨文部大臣新人賞、第11回京都音楽実践部門賞(1996)を受賞。2002年3月まで東京芸術大学教授をつとめる。静岡音楽館 AOI企画委員。
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