東京藝術大学声楽科、同専攻科、同大学院独唱科修了。在学中安宅賞、野村学芸財団あらえびす賞受賞。第31回日本音楽コンクール声楽部門第1位入賞。
1970年よりイタリア、スペイン、ドイツ、イギリスに留学。アカデミア・キジアーナ歌曲コース修了(イタリア、シエナ)。
多くの宗教曲、オラトリオを我が国の主要オーケストラと共演,室内合奏団とのバロック、古典派声楽曲の公演は、数百回に及ぶ。リサイタルは、東京始め全国各地で本邦初演を含む現代までのイタリア歌曲を中心に行いイタリア歌曲の第一人者として輝かしい活動を行っている。近年イタリア歌曲企画構成も担当。「嶺貞子 イタリア四大作曲家を歌う」等、多くの優れたLP、CDがリリースされている。
昭和60年度文化庁芸術祭賞(故ピユイグ=ロジェ女史との演奏に対して)。
‘98年第2回大宮真琴音楽賞(長年のヘンデル・ハイドン・モーツアルトの演奏に対して)各受賞。
東京芸術大学名誉教授、「日本音楽コンクール」等の審査員、日伊音楽協会理事、二期会理事。
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