東京芸術大学音楽学部ピアノ科を卒業。中山靖子氏にピアノ独奏、中山悌一氏にピアノ伴奏を師事。1982年度文化庁派遣芸術家在外研修員として、シュトゥットウガルト音楽大学に留学、コンラート・リヒター氏のもとで、リート科を修了。芸大在学中より、伴奏ピアニストとして演奏活動を開始。現在第一人者として、多くの声楽家と演奏会、放送等で共演している。オペラの分野でも、日本有数のコンペティトール、チェンバリストとして活躍。特に‘91年、モーツァルト没後200年には、年間80回にも及ぶオペラ公演に携わった。また室内楽奏者としては、‘85年東京弦楽合奏団とブランデンブルク協奏曲5番を協演したのを皮切りに、ベルリンフィル、NHK交響楽団の首席奏者をはじめとする各国のアーティストとデュオ、トリオ等を共演している。現在、N響室内合奏団のチェンバリストも務める。‘94年新日鉄音楽賞特別賞受賞。東京芸術大学講師。沖縄県立芸術大学講師。
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