東京芸術大学、同大学院、またフランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に学ぶ。作曲を間宮芳生、ベッツィー・ジョラス、セルジュ・ニグの各氏に、ピアノ及び伴奏法を高良芳枝、アンリエット・ピュイグ=ロジェの各女史に師事する。
ピアニストとしてフランス国営放送フィルハーモニック、バーゼル放送交響楽団、アンサンブル・アンテルコンタンポランや日本の主要なオーケストラにソ
リストとして出演する一方、内外の名手と数多く出演し、室内楽奏者として活躍。CDも「武満徹作品全集」「ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全集」をはじ
め50枚以上リリースしている。
作曲家として、フランス文化庁をはじめ、スペイン文化庁、IRCA他からの数多くの委嘱作品がある。2005年オペラ「マドルガーダ」がドイツのシュ
レスヴィッヒ・ホルシュタイン音楽祭で、ケント・ナガノの指揮により初演され絶賛を博す。第13回中島健蔵音楽賞、第44回尾高賞、第46回芸術選奨文
部大臣新人賞。第35回サントリー音楽賞、第55回芸術選奨文部科学大臣賞など受賞多数。
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