6月23日の参加者より
青山恵子先生をお迎えして、日本歌曲についての講習でした。
先生のご指導で、日本に昔からある「こぶし」「ゆり」を実際に声に出してみると、今まで特別な発声で難しいように感じていたものが意外と簡単にできました。また、喉頭を触りながら声を出すことで体の使い方がよくわかりました。日本語のイントネーション、心情を考えながら詩を朗読することで自然とテンポの伸び縮みができ、それを歌に生かすこと、ホールでも歌詞が聴き取れるように子音と母音を分けて発音すること、体の構造・使い方と歌うのに使う筋肉の鍛え方など、2時間という短い時間で非常に多くのことを学ばせていただきました。青山先生の声の素晴らしさ、知識の豊富さに引き込まれ、日本歌曲の魅力をあらためて感じた講習でした。(柳沼
恵子)
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